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2018.11.05

私がアメリカ留学で得たもの。What I learned through studying abroad.

英語の力を、人生の力に。

西東京市(田無駅近)にある、小学生からの英会話教室あうりんこENGLISH STUDIOで

Englishアクティビティ『英語でSing!』を担当しているMizukiです。

今日は私が留学で経験したこと(今でもあの時の強い興奮を忘れない!)を振り返り、お伝えしたいと思います。

 

 

 

私がアメリカの大学に進学した理由は、英語を学ぶためではなく、舞台芸術を学ぶためでした。1年半の通学を通して、専門の舞台芸術関連はもちろん、それ以外の面でも、視野を大きく広げることができたと感じています。

 

 

 

私は高校在学中にTOEFLの点数を必要なだけ取得し、高校を卒業してすぐに、Temple Universityへ入学しました。1年間の日本キャンパスへの通学と、約半年のフィラデルフィアメインキャンパスへの通学を経験しました。なので、実際にアメリカに住んでいたのは約半年くらいですかね。

 

 

 

「アメリカの大学」で舞台芸術を学ぶのが目的だったものの、日本キャンパスには舞台芸術科が存在しなかったので、最初の1年は一般教養を中心に勉強しました。いくら日本キャンパスとはいえ、生徒の7割以上が外国人、授業も課題も当然のごとく全て英語。そして日本の大学と違って、幅広い年齢の生徒と机を並べて勉強していました。(中には日本人で、日本の中学の英語教師を経験してから入学されていた方も!)

人種も年齢も関係なく、同じクラスを取っている生徒ならだれでも同じラインに立って、時にはふざけたり脱線したりしながら(笑)、授業について議論を交わすというのは、なかなか貴重な経験だったなと思います。

同じ日本人の間でも、歳が少し違うだけで、一つの社会問題についての認識が食い違っていたりもあって、お互いの意見をしっかり受け止めてから自分の意見を述べる、ということを学べたと思います。

 

 

 

ペンシルヴァニア州フィラデルフィアに位置するメインキャンパスでの経験は、日本キャンパスでの経験とはまた違ったものでした。

 

 

 

3人部屋(元は4人部屋だったのですが、なぜか1人は最初の頃に違う部屋に移ってしまいました)の寮住まい、ルームメイトは日本人(性格が合わなかった為、特に後半はほとんど話さず(笑))と、優しくて人情深い黒人系アメリカ人。アメリカ人の子は2つか3つ上の面倒見のいいお姉さんだったので、よく相談したり、甘えたりしていました。彼女の友達のホームパーティーに半ば強引に連れ出されたこともあり、黒人系の子達に混ざってノリノリで踊ったりしたのも、いい思い出です。

 

 

 

そしてメインキャンパスには、Theater Major Musical Theater Concentration(舞台科ミュージカル専攻、といったところでしょうか)があったので、ダンス、歌、お芝居に関連する授業で時間割を埋めました。

 

 

 

 

NYのような大都会でもなく、周辺一帯が農場、みたいなのどかな田舎でもなく、ちょうどいい郊外、といったエリアだったので、舞台科なんてコアな科の授業を取っている日本人は私1人のみ。一緒に授業を受けるのはほぼ地元の子達、といった環境でした。(日本キャンパスがあるくらいなので大学自体には日本人も多く通っていましたが、ビジネス系の科の子が多かったです。)

 

 

 

印象的な経験を挙げればキリがないのですが、その中でひとつだけピックアップしようと思います。

 

 

 

それは、Creativity Basic(日本語で言うと創造力基礎、的な?)の、ある日のクラスでのこと。

その前の週に出されたお題について、自分で短いスピーチを書いて発表するという授業が何度か続いた中で、その日のお題は “RANT!”。

「わめけ!」というお題でした。なんでもいいから、今自分が文句を言いたいことについて、感情的に1分くらい喋ってみろとのこと。

他の生徒が大統領選について(ちょうどそんな時期だったので)や、やりたいことを認めてくれない親について等、確固たる自分の意見を感情的に発表し合う中で、私が何を「わめいた」か。

説明するより早いと思うので、その時書いた原稿をそのまま引用しますね。

 

 

 

Being an “Asian” is tough in this community.

[この国で「アジア人」である事はなかなか大変だ。]

 

When the topic goes to racial discrimination in this country, it mostly means the problems among the people who are black, white, Latino, and whatever. Where’s Asian?

[アメリカ国内で人種差別の問題が話題に上がる時は大抵、黒人と白人とラテン系と…といったところだろう。アジア人は?]

 

Being an “Asian” is tough especially in this theater industry, because there are few roles for Asian actors.

[この国の、特に舞台業界で「アジア人」であることは大変だ。なぜならアジア人役者のための役がほとんど存在していないから。]

 

Some people say that American theater industry is becoming more and more diverse compared to movie’s, and I saw that, like Hamilton, they use black people and Latinos instead of white people. That’s so nice! Go for it! But, where’s Asian?

[確かにアメリカの映画業界に比べると、舞台業界の方が多様性が出てきていると言う人もいるだろう。わかるよ、例えば「Hamilton (素敵な作品なのでぜひ調べてみてくださいね)」では、白人の役を黒人やラテン系の人が演じてる。そりゃすばらしい!もっとやってくれ!でもアジア人はどこに?]

 

How many of you know about the musical “Allegiance”? It is the Broadway musical based on the true story of one Japanese-American family who were forced to leave their homes following the Pearl Harbor. It opened in October last year, and closed in February this year. I really wanted to see that when I came here, but I couldn’t. It has already ended.

[「Allegiance」というミュージカルを知ってる人が、このクラスにどれだけいるだろう(いませんでした)。真珠湾攻撃の際に強制的に故郷から追い出されたという、日系アメリカ人の家族の実話に基づいた、ブロードウェイミュージカルだ。2015年10月にオープンし、2016年2月にクローズしてしまったので、観に行きたくても行けなかった(その期間アメリカにいなかったので)(通常ブロードウェイミュージカルは、人気度によるものの1年以上のロングランが多い)]

 

I heard that on Broadway, an actor CANNOT play a black role with painting the white skin in black, but I also heard that white people CAN play Asian roles with painting their skin in “yellow.” THAT IS NOT FAIR!

[聞いたところによると、白人が顔を黒く塗って黒人の役を演じる事は禁じられているらしいけど、白人が肌を「黄色く」塗ってアジア人の役を演じる事は特に禁じられていないそうだ。そんなのフェアじゃない!]

 

I would like to say that I saw “Crumbs from the Table of Joy” and “Hairspray” in here, which were really great, but I also found that there was no role for me, which depressed me a lot.

[それに言わせてもらうと、この学校の今学期の公演、「Crumbs from the Table of Joy」も、「Hairspray」も、もちろん素晴らしかったけど、(どちらも話題は主に黒人差別なので、)アジア人の役が一つもなかったことに絶望した。]

 

Especially while I was watching Hairspray, I noticed that the key of first song, “Good Morning Baltimore” was lowered. I have nothing against it, but I could sing it in original key, but I know I still cannot play the role because I’m an Asian.

[特に「Hairspray」では、一番最初の曲である「Good Morning Baltimore」のキー(音程のこと)が下がっていたよね。まあその人が歌いやすいようにキーを変えるのは別にいいけど、私は元々の高めのキーで歌えるし、だけど私はアジア人だから、あの役を演じられないって知ってる。]

 

Where are Asians? Are we not talented? AM I NOT TALENTED?

[アジア人はどこに?私たちは才能がないの?私は才能がないの?]

 

Thank you.

[聞いてくれてありがとう。]

 

 

 

以上。

クラスメイトから、いろんな反応を貰いました。

 

 

 

確かに言われてみればそうだ。

今までそこに目を向けたことがなかった自分が悔しいよ。

私も周りの人にこの現状と君の意見を広めたいと思った。

などなど。

ネガティブなコメントがただのひとつもなかったことに、感動しました。

真摯に伝えて、みんなに受け止めてもらえた。その単純な事実に対するとても強い興奮を、今でも鮮やかに思い出すことができます。

 

 

 

この他にも、自分の意見を主張する機会が本当にたくさんあって、その度にみんなに受け入れられて、そして自分もみんなの意見を素直に受け止める、という経験をたくさんすることができました。

特にみんなが芝居を勉強していたから、というのはあったかもしれません。芝居の基礎は、まずはその相手に共感すること、だったりするので。

 

 

 

そもそも私は自分の意見をしっかり持っているタイプだと自負しているのですが(笑)、留学を通じて、それを表現する力、そして相手の意見もしっかり受け止める力がついたと感じています。

 

 

 

 

私が英語でSing!でいつもお伝えしている、

文法よりも発音よりも、何よりも大切なことは、伝えたいという気持ちです!

という主張は、こういう経験から来てるんじゃないかなぁ、と改めて思った次第でした。

 

西東京市(田無駅近)あうりんこENGLISH STUDIOのEnglishアクティビティ英語でSing!の詳しくはこちら。

 

英語の力を、人生の力に。

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英語の上達をサポートするために、教育コーチングを取り入れた

西東京市の田無で、ユニークな英会話教室を目指しています。

 

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