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2018.10.22

Part2)長期アメリカ留学で得たことは、現在の自分に大きく影響している。

 

Hello everyone.

 

すっかり涼しくなり、夜などは肌寒いほどになりました。

あうりんこENGLISH STUDIOでは、ついこの間まで冷房を使っていた日もありましたが、先日ついに暖房の出番が!加齢とともに、季節の移ろいの加速度を、ひしひしと感じているBBです(笑)。

 

 

 

英語の力を、人生の力に。

小学生からの英会話教室あうりんこENGLISH STUDIOでは、子ども(小学生)や中高生の英会話・英検レッスン、大人の英会話・TOEICレッスンを主に担当しています。

 

 

 

秋になると留学先であった米国 インディアナ州 ブルミントン(Bloomington)の街の美しい紅葉を思い出します。『留学で得たこと』と題して、前回に引き続き、そのブルミントンでの学生生活のお話です。お付き合いください。

前回の『長期アメリカ留学で得たことは、現在の自分に大きく影響している』のブログはこちらから。

 

 

さて、ブルミントンに来る前のイリノイ州 マコム(Macomb)の語学学校での教訓から、なるべく日本人とは付き合わないように努めるも、孤独な時間を過ごすことの多い自分でしたが、2つの好きなモノがきっかけとなり、少しずつ友人が増えていくことになります。

 

 

 

一つは柔道、もう一つは音楽です。

 

 

中学から柔道を始め、高校の三年間は柔道部(弱小でしたが、、、)だった自分はアメリカでも機会があれば柔道を続けたいと思っていました。イリノイ州マコムの学校には残念ながら柔道クラブは無く、ブルミントンのIndiana University (以下I.U.) には柔道クラブがあるらしい、と聞いていたので楽しみでした。知人の知り合いのような人を介して、体育館の地下にあるI.U. Judo clubの練習場に連れて行ってもらった時、最初に驚いたのは道場なはずなのに畳が無いということでした。

 

 

 

アメリカで一番練習人口が多い日本の武道は圧倒的に空手で、柔道はレスリングの陰に隠れてかなりマイナーなスポーツだという事を後々、思い知ることになるわけですが、この練習場も普段はレスリング用なため全面マットでした。

 

 

 

でも道場よりさらに驚いたのが、I.U. Judo clubのコーチ、Johnを紹介された時です。

口ヒゲと顎ヒゲが合体したクマの様な風貌かつ体格の彼は、柔道着にサングラスそして60年代ヒッピーあるいはレゲェミュージシャンが愛用している様な、大きな毛糸の帽子を被ったまま指導していたのです(笑)。

 

 

 

「礼に始まり礼に終わる」とされる日本の武道では絶対に許されないことですが、、、

最初は大丈夫なのか?この柔道部は?の連続でした。

ともかく、この衝撃的な出会いを皮切りに自分はI.U. Judo clubのメンバーになりました。

 

 

 

ある日、練習の後に、自分の歓迎も兼ねてみんなで呑みに行くことになり、みんなが「Johnの店に行こう」と言いだしました。てっきり彼は、店の経営でもしているのかな?と思い、みんなに尋ねると、「Johnはその店のbouncerなんだ」とのこと。「What is bouncer…?」と聞いた時のことを今でもよく覚えています。

 

 

 

bouncer(バウンサー)とはバーやクラブやライブハウスなどの用心棒のことでした。

用心棒って、、、西部劇や黒沢明の映画じゃないんだから、、、とお思いの方もいるかもしれませんが、アメリカでは(州によって法律は異なります)ほとんどの州で飲酒が許される年齢は21歳からです。

スーパーやコンビニでビールを買うだけでも、必ずID(身分証明書)の提示を求められます。

そして、アルコールを提供するバー、クラブ、ライブハウスなどでは21歳以下は入場禁止です。こういった場所では入り口のドアの所に必ずこのbouncerが居て客のIDをチエックします。その他、泥酔していたり、薬物の影響が見られたり、態度が悪かったりする人間は例え21歳以上でも、bouncerの権限で入場させるかさせないかを決めることもあります。入場させろと、ごねる客や、会場内でのトラブル対処の為、だいたいbouncerは腕っぷしのたつガタイのいい人が多いのですが、なんと我らがコーチ、Johnの当時の仕事はこの現代版用心棒でした。

 

 

 

アメリカの大学には退職した人や社会人をお休みして学生をやっている人が大勢います。柔道クラブのメンバーの年齢がいわゆる学生よりは上に見える人が多い事は、そこまで不思議に思っていませんでしたが、コーチが大学の職員ではないという事には驚きました。

そして部員の全てが学生という訳ではなく、I.U. Judo clubは大学の敷地内の練習場所を借りているだけで、大学に所属する組織では無いということもこの時初めて教えてもらいました。

 

 

 

さて、前回は学生寮のnative speakerの英語にはとてもついて行けなくて、話し相手が居なかったという事を書きました。しかし、今回書いている柔道クラブやコーチについての情報は、ほぼ全員native speakerの部員から知り得たものです。

 

 

 

柔道クラブのメンバーは日本語が話せた?

いいえ。そもそも技の名前以外、誰一人日本語を知りません。

 

 

 

BB青年の英語力が突然飛躍的に伸びたのか?

いいえ。当然そんなことはありません。

しかもこの頃はまだ、話し相手がいない孤独な寮生活を送っていました。

 

 

 

この寮生と柔道クラブのメンバー、同じnative speakerである彼らの決定的な違いはなんだったのか?

柔道クラブのメンバーは、自分に興味を持ってくれたという事です。

 

 

 

ただでさえ米国ではマイナースポーツの柔道。さらに日系移民も他の地域に比べれば少ない中西部の田舎町の柔道クラブは、決して高いレベルではありませんでした。日本の柔道では常識とされているようなことすら理解していない人も多くいました。なので、『黒帯の柔道家が本場からやって来た!』と大げさにかなり歓迎されていたようです(笑)。

 

 

 

自分は日本では大した選手ではありませんでしたが、初心者同然のメンバーも多いこの頃の柔道クラブでは、ほとんど自分より大きい相手(時には倍近くの体重)ばかりでしたが、簡単に投げ技も絞め技も決まります。

自分の半分くらいの体格のアジア人に、簡単に投げられたり絞められたり抑え込まれた相手は、「今のは一体どうやってやったんだ?」と驚きと尊敬の眼差しで聞いてきます。

 

 

 

こういう時はつたない英語で精一杯説明しましたが、技を説明するのに大した英語は必要なかったです(笑)。やって見せれば大体わかりますからね。

 

 

そうは言っても彼らは自分のbroken Englishを何とか理解しようと努めてくれました。もちろん、彼らにはそうしたい理由があるからです。

そして、自分が大学に入る為に語学学校で英語を学んでいることを知ると、さっきまで練習でコテンパンにやられていた大柄な彼らは、自分が分からない英単語や表現、町のこと、そして文化の違いからくる様々な質問をすると、「今度は私が先生よ」と言わんばかりに(笑)、何度でもゆっくり丁寧に嫌な顔せずに、時に聞いたことの何倍もの量の情報を与え教えてくれました

 

 

 

勇気を出して話しかけてもそっけない寮生に比べ当然、柔道クラブのメンバーと話す方が楽しいですし、「次はこんなことを聞いいてみよう」と質問したいことも増えていき、結果としてnative speakerとの会話量がどんどん増えていきました。

こうして柔道クラブのメンバーは、友人であり英語の先生にもなったのです。

 

 

 

日本の教科書ではお目にかかったことがない十代の寮生たちの使うslang(スラング)に戸惑っていた自分でしたが、クラブのメンバーに聞くことで、その問題も少しずつ解決されていきました。

同時に今まで知らなかったスラングを知る事は、洋楽のROCKの歌詞が英語に興味を持つきっかけだった自分としてはとても楽しく、楽しいが故に、苦労すること無く自然に語彙力が向上していきました。

 

 

 

余談ですが、自分の母国語を知らない相手に汚い言葉や下品な言葉を教えたがるのは若者の間では万国共通であるらしく(笑)、柔道クラブの若い連中に、特に酒の席で、こうしたスラングを色々と教えてもらった事は良い思い出です。

 

 

 

そしてその時に、「こういう表現を必ずしも使う必要はないし、使う時は気を付けなければいけないけれど、誰かがお前のことを馬鹿にしている事、或いは腹を立てている事を理解する為には、こういう表現を知っておく必要があるだろ?」と言われたことがとても印象に残っています。

 

 

 

念の為に言っておきますが、スラングというのは常用外で使われる言葉の総称で、全てのスラングが下品で汚いわけではありません。

ほぼ常用化されているスラングも多々ありますし、洋画や海外ドラマを理解する為には非常に重要でもあります。次回のブログでは、当時BB青年の頭に「???」が浮かんだスラングを幾つか紹介できたらと思います。

 

 

 

自分の経験を振り返って思うのは、言語の壁がある場合のコミュニケーションで重要なのは、必ずしも言語そのものではなく、むしろ言語抜きでお互いどれだけ尊敬や興味を持てるかといことです。そこを最初に確立できれば、後に言語そのものが上達する可能性が非常に上がっていくのではないかと思うのです。

 

 

 

今回は柔道をきっかけに出来た友達に友人についての話でしたが、次回は音楽をきっかけに出来た友人のことを書く予定です。お付き合いありがとうございました。

 

BB青年の明日はどっちだ、、、?

 

 

続く。

前回の『長期アメリカ留学で得たことは、現在の自分に大きく影響している』のブログはこちらから。

 

 

 

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