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2019.04.06

Part3)長期アメリカ留学で得たことは、現在の自分に大きく影響している。

 

Hello.

英語の力を人生の力に。

小学生からの英会話教室あうりんこENGLISH STUDIOの日本人インストラクターBBです。

 

 

 

新元号が発表され、桜も満開。
いろいろと新しい気持ちにさせてくれる季節がやって来ました。
そして、あうりんこは引っ越しをし、homey & cozyなatmosphere漂う素敵な教室に生まれ変わりました。
これを読んでくださっている生徒以外の方も、新年度を機に、来るオリンピックイヤーに向け英語学習を始めませんか?

さて、今日は前回軽く予告したBB青年の頭に???が浮かんだslangの幾つかを留学当時のエピソードも交え紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

What’s up?

 

もうご存知の方も多いと思いますが、アメリカ英語での挨拶の定番ですね。
初めて聞いた時は天井に何かあるのか?と思い上を見上げてしまったことは秘密です(笑)。
What is up? つまり上にあるものは何?と解釈したからです。

 

 

ここでのupは「今起きていること」「新しいこと」の意味で、場面によって変わってくるので、
一つだけの日本語訳にするのは難しいのですが、
「どうしたの?」「何かあった?」「何やってるの?」ぐらいが言葉上の意味です。
What’s up (with you)? と考えると想像しやすいかもしれません。
しかし、実際はこれをhello, hi ,heyなどの後に続けて挨拶として使うことがほとんどで、そういう場合にはこの言葉を発した人が本当にあなたに起こっている「何か新しいこと」を聞きたがっているということはほとんどなく、

 

 

 

“not much”  “nothing” 「別に。」「特にないね。」や、

“same old same old”  “just the usual” 「まぁ、いつも通りだよ。」

 

 

 

ぐらいで流しておくのが普通です。

その後、本題に入る時は別の質問をするなどして会話を発展させていけばよいですし、
道などですれ違って特に会話に時間を割くつもりがないのであれば、 “see you later”などで切り上げてしまって問題ありません。

 

 

 


A “Hey BB! What’s up man?”
B “ah… not much. How about you?”
A “Well, you know, same old stuff.”
B “Alright dude. See you later.”
A “OK. BB. Catch you later!”

 

 

 

BB青年は留学当初この質問を道や廊下でされた時、「えーと、、、何か話すようなことあったっけ?」
と考えているうちに、相手が手を振って行ってしまったという切ない経験が何度かあります(笑)

似た表現に、 “What’s going on?”とか “How’s it going?” などがあります。

ちなみに前回のブログで登場した柔道クラブコーチ、Johnは “What’s happening?” が口癖でした。

 

BBのアメリカ留学記その2はこちらをクリック

BBのアメリカ留学記その1はこちらをクリック

 

 

 

 

 

Dude

上の例文にも登場しましたが、これも当時native speakerの学生が必ずと言っていいほど使っているにもかかわらず自分は初めて聞いた単語で戸惑いました。
意味は「やつ、男、野郎、人間」でManやBuddyと同義で使われます。

 

 

 

“How’s it going dude?”
“Dude. Check this out!”

 

 

 

話す対象が女性ならdudeの部分をGirlに変える場合もあります。
ちなみにBritish Englishでは、ManやDudeの代わりにMateが使われることが多いようです。
自分の周りには “Yeah, dude.”とYesの後ろにほぼ必ずと言っていいほどこの単語を付け加える人が多く居たせいか、自分も同じ癖がついてしまいました(笑)

 

 

 

 

 

 

Break a leg!

 

スラングの中には使われている単語は簡単なのに知らないと意味が全く分からないものも少なくありません。
これも、その一つです。直訳すれば「足を折れ(壊せ)!」ということですが、
これを私が初めて聞いた時の会話はこんな感じでした。

 

 

 

A (当時のルームメイト) B (BB青年)

A “Hey BB. Are you going out? What’s up?”
B “I’m going to join a Judo competition today.”
A “For real? That’s cool. Well, break a leg! BB.”
B “Ah… There is no kicking or punching in Judo. You know?”
A “Yeah. I know. But still… Break a leg!”
B “?”

 

 

 

私の頭に?が浮かんだ理由がお判りでしょうか?

上の例をざっと訳すとこんな感じです。

 

 

 

A 「よぉBB出かけるの? 何か用事あるの?」
B 「今日は柔道の試合なんだ。」
A 「マジで?すげぇな。頑張れよ!(Break a leg!)」
B 「あぁ。でも柔道にはキックもパンチもないんだ。」
A 「うん。知ってるよ。 それでも頑張れよ!(Break a leg!)」
B 「?」

 

 

 

御覧のようにBreak a leg!には「舞台に上がるなら足が折れるほどやれ」という意味から、
試合や試験などに出向く人を励ます時に使われ「頑張れ!」や「やってやれ!」という意味で使われるのです。

BB青年はこのスラングの意味を知らなかったので柔道の試合に行くのに「足を折ってやれ!」と言うルームメイトがアメリカではマイナーな武道である柔道を空手と勘違いしているのではないかと思い上のような説明をしたのですが、彼はただ頑張れと言ってくれていただけで(笑)、「足を折ってやれ!」などということは全く意味していなかったのです。似た表現に “Go for broke!” (当たって砕けろ。全力を尽くせ。) もあります。

 

 

 

 

 

 

 

Take no prisoners!

 

さて、こちらは上の「Break a leg!」の強力バージョンとでも言いましょうか。ちょっと物騒で野蛮な表現かもしれません。Prison は監獄や刑務所という意味で、Prisonerは当然、囚人という意味がありますが、他に戦場などでの捕虜という意味もあります。 “Make no mistake” (一つの間違いも犯すな) などの表現に置き換えると分かり易いかも知れませんが、命令文なので、そのままだと「一人の捕虜も捕らえるな」ということになります。
このスラングを我らがI.U. JUDO clubの名物コーチ、Johnは試合の応援の時などによく大声で喚き散らしていたものです。

 

 

“Go! BB! Take no prisoner!”

 

 

 

初めて聞いた時、私も「一人の捕虜も捕らえるな」という意味までは理解できたのですが、それが柔道や応援と何の関係があるのか理解できませんでした。
これは英語特有のブラックな皮肉の効いた表現の一つなのです。
勘のいい方はもうお気づきかも知れませんが、、、

 

戦場で捕虜を一人も捕らえないということはどういう意味でしょうか?
「捕虜をとる」というのは当然、生きている敵の兵士を捕えることですね?
では、一人も捕虜をとらないということは、、、、?
そう、「皆殺し」ということです、、、、!

“Take no prisoners” = “Kill them all” ということになる訳です。

 

 

 

つまりウチのコーチは試合の度に「ぶっ殺せ!」「やっちまえ!」と叫んでいたことになります。
彼の名誉のために言っておきますと、彼は決して野蛮で暴力的な人間ではなく気さくでフレンドリーなnice guyでした。
そして、この表現も彼にとっては「常勝」や「一番」ぐらいの意味だったのでしょう。このスラングはクラブのキャッチフレーズのようになっていて部員もよく使っていたし、クラブのシャツを作った時にもプリントされていました(笑)そして笑ってしまうのは我々は決して常勝チームではなかったということです(笑)。
しかし、シャレとはいえ礼節を重んじた柔道の創始者、加納治五郎先生が聞いたらさぞかしお怒りになるでしょう。

さて、最後はもう少し平和的な表現で締めます。

 

 

 

 

 

Hang out

 

服を掛けるハンガーからも分かるように、hangは他動詞だと「掛ける」や「吊るす」というのが主な意味です。
また物騒になってしまいますが(笑)、「首つりにする」という意味もあります!
しかし、hangは様々な前置詞や副詞とくっついて多様な熟語表現も作ります。

 

 

この「hang out」は孤独だったBB青年が(笑)親しい友人ができ始めた時に、頻繁に聞くようになった表現でした。日常会話で使用される頻度もかなり高く一般的な表現になっているので知っている方も多いと思いますが、そうでない人は、幾つか例を挙げますので、どんな意味なのか想像してみてください。

 

 

 

例1

A “Hey BB. What are you doing tonight?”
B “Ah… I don’t know. I have no plan for tonight.”
A “OK. Do you wanna hang out at my place?”
B “Sure. That sounds good. I’ll bring some beer.”
A “Cool. See you later, then.”

 

 

 

例2

A “How was your weekend BB?”
B “It was OK. Nothing excited though.”
A “What did you do?”
B “I was just hanging out by myself at my place, you know, playing the guitar and listening to records. How was yours?”
A “Mine was about the same. It’s good to have your own time from time to time, isn’t it?”
B “Yeah. I agree.”

 

 

 

例3

A “What’s up BB? Where are you going?”
B “I’m going to the Bar in downtown.”
A “Are you? Who are you hanging out with?”
A “Some guys from Judo club are getting together.”
B “Sounds cool. Have fun dude!”
A “Thanks, I will. If you are not doing anything, you’re welcome to join us, you know.”
B “Thanks for the invitation. I’m supposed to hang out at Tom’s place though. But, if it’s no fun, I might join you guys later.”
A “Alright, man. You know where we’ll be.”

いかがでしょうか? 大体の意味は掴めましたか?

 

 

 

意訳を載せます。

例1
A「BB、今夜は何してるの?」
B「うーん、特に予定はないよ。」
A「ウチ来ない?」
B「おーいいねぇ。ビール持ってくよ。」
A「やったぁ。じゃ、また後で。」

 

 

 

例2
A 「週末はどうだったBB?」
B 「まぁよかったよ。特別、刺激的なものではなかったけどね。」
A 「何したの?」
B 「ウチに一人で居たよ。ギター弾いたり、レコード聞いたりしてさ。君の週末はどうだった?」
A 「私も同じようなもんだわ。 たまには一人で時間を過ごすのもいいもんよね。」
A 「ああ。同感だね。」

 

 

 

例3
A  「よぉBB。 どこ行くの?」
B 「ダウンタウンのバーに行くんだ。」
A  「そうなんだ。 誰と呑むの?」
B 「柔道クラブのやつらで集まるんだ。」
A 「いいね。 楽しんで!」
B 「ありがとう。 楽しんでくるよ。 もし、何も予定ないなら一緒に呑みに来て全然OKだよ。」
A 「お招きありがとう。でも、トムのうちで遊ぶことになってるんだよねえ。もし、つまらなかったら後で行くかもしれないよ。」
B 「了解。 俺らどこに居るか分かるよね。」

いかがでしょう? このように、それぞれの状況で日本語にするとかなりバラバラな感じがしますが、
「hang out」の骨格は掴めたでしょうか?

 

 

 

この表現には、基本的に誰かと時間を過ごすという意味があります。日本語でも人を何かに誘う際、スキーをする。走りに行く。泳ぎに行く。映画を見に行く。ライブを見に行く。などの具体的な内容がない時も多くありますよね。あるいは誰かに週末に何していたかと尋ねられた時に、家でぼーっとしていた。吉祥寺をぶらぶらしていた。渋谷で友達と遊んでいた。友達の家で集まっていた。コンビニの前でたむろしていた。などなど、具体的な動詞が見当たらないこともよくあります。これらはみんな「誰かと(あるいは一人で)何かをして時間を過ごした。」という意味になると思います。

 

 

“I made an appl pie.”
“I went swimming.”
“I practiced the piano for 3 hours.”

 

 

 

などの具体例がない時(或いは言いたくない時、言う必要が特にない時)に非常に便利なのがこの「hang out」 なのです。

“What’s up” に対する “not much” のように会話のスターターとして、とりあえず最初に言っておいて、後で具体例を持ってくる時にも便利です。

例えば、昨日、何をしていたのか尋ねられた時に、

 

 

まず、“I was hanging out with Nancy in Harajuku.” と言っておいてから、

“Let’s see… First, we had crape and walked around Takeshita street. We talked and had pictures taken with some foreign tourists. Finally, we went to a Cat Café and hung out with cute cats”

 

 

 

などと、思い出しながら具体例を挙げていくことが出来ます。

さて、一つありがちな間違いを紹介したいと思います。日本語では大人も子供も「遊ぶ」という言葉を使いますね。しかし、幼稚園児や小学生が「砂遊びをする」、とか、「缶蹴りをして遊んだ」、と言うのと大人が「遊んで暮らしたい」や「渋谷で遊んでいた」という時の「遊ぶ」の内容に大きな違いがあるのはネイティブの日本人ならわかりますよね。

 

 

 

“I played with my friends at the park.”

“We played at our grand parents’ place.”

 

 

 

などを小さな子供が言うには「遊ぶ」=「play」で問題ありませんが、同じことを中高生や大人が言うと幼稚じみて違和感があります。

こういう時に「hang out」を使えば、「公園でコーヒーでも飲みながらおしゃべりをしていた」程度の意味になり問題ありません。

 

 

 

 

 

 

それでは、長くなってしまったので、留学体験記の続きはまた次回に!

 

 

 

 

Thank you all for having read this!

Catch you later.

BB